登場人物がみんな天使。笑って泣けるマンガ『パステル家族』

「登場人物がみんな天使」って言っても、本当に天使なわけではありません(笑)

こんにちは、ルナールです。

あなたは、『パステル家族』というマンガをご存知ですか?

これは笑って泣ける作品で、私は、間食するときにはいつもこのパステル家族を読みながらお菓子を食べています(笑)

あとは、手軽にほっこりしたり泣きたいときとかにもおすすめ。

パステル家族 1巻

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『パステル家族』について

主人公の明河原(あけがわら)マヨを中心に、家族や友人たちとご飯を食べたりおでかけしたりゲームをしたり、そんな日常を描くコメディ作品。

なんか、これだけ見ると、「え?そんなのが本当に面白くて泣けるの?」って思われるかもしれませんが、ご心配には及びません。ちゃんと面白いですから。

この作品は、comico(コミコ)というマンガアプリで2013年から連載されているもので、2020年4月現在、360話を超えている長寿作品です。

すごいですよね。

私も当初このアプリを利用していてそこでパステル家族を知り愛読していたんですが、アプリの仕様変更がされてから使いづらくなったりとか、あとはそのタイミングで自分がスマホを変えたりなんやかんやで、今はアプリは利用しておらずに単行本を購入して楽しんでいます。

ちなみに単行本は15巻まで発売されていて、それが単行本としては最終巻だそうです。

でも、コミコでの連載は続いているみたいなので、まあいろいろと大人の事情があるんでしょう。いつか16巻以降も発売してくれるといいなぁ。

『パステル家族』の良いところ

まあ、アプリのはなしは置いといて。

メインの明河原マヨは16歳の高校生なんですが、この子がまたいい子なんですよね。
優しくて天然で、でも勉強はちょっと苦手で、よくドヤってはウザがられるみたいな。

完璧すぎないその加減が絶妙。

そしてこの子が発する言葉に泣かされることも多くて、私もそうですが、作中の道行く人たちもよくマヨの言葉に号泣しております(笑)

あとは、出てくる人物はほぼ悪い人がいなくて、主人公のマヨをはじめ、その家族や友達だけではなくてまわりのひとたちも優しい。

そして、チラッと登場するだけのいわゆるモブみたいな人でもキャラが濃くて気になる(笑)
ウィキペディアを見てみたら、すごい数の登場人物が紹介されているので、良かったらそちらも参考にしてみてくださいね。

親子の仲も兄弟姉妹の仲も良いし、なんか、「この人たちのいる世界はきっとすごく平和なんだろうなぁ」とか思いながら読んでます。

こういう人たちが周りにいたら、自分も悪いことをせず、他人を思いやれる人になれるんでしょうか。

まあ、ざんねんながら現実ではなかなか難しい気がしますけど、だからこそこの作品の人物たちや世界に憧れてしまうのかもしれませんね。

そして、私がいちばん感心していること。

それは、キャラ設定とか起こったできごとがちゃんと後のはなしに引き継がれていること、そして、伏線もちゃんと回収されるので、「あれはなんだったの?」ってモヤモヤすることもないんですよ。

マヨやほかの人の口ぐせとかも、じつはマヨたちが幼い頃にまわりの大人たちが言っていた言葉だったりします

なんか、幼いながらも大人たちの言葉や行動に込められた色々な意志とか気持ちをちゃんとくみ取ってくれていたのかなっていうのも素敵だし、そしてそういうのがちゃんと自分の中に根付いてるんだなぁとか、マヨたちはそうやってまわりの大人たちに大切に育てられてきたんだなぁとか思うと、もうそれだけで泣ける!

そういうところも、この作品と作者のすごいところだと思います。

笑って泣きたいときにおすすめな巻

おすすめ

私は単行本をちょっとずつ買っているので、全15巻のうちまだ10巻までしか持っていないんですが、10巻まででも「これは笑えるし泣ける!!」という鉄板のおすすめがあります。

まあおそらく、パステル家族ファン全員が薦めるんじゃないかなっていうぐらいベタではあるとは思いますが。

おすすめは2冊あって、マヨたちが幼少時代に暮らしていた母親の実家に帰省する「夏の思い出の回」が収録されている4巻と、マヨの両親の若き日を描いた「マヨの両親の出会いの回」が収録されている8巻

両方とも泣けたけど、とくに4巻はだいぶ泣いたなぁ。涙なしでは見られないぐらい。

あとはこの2冊の何がいいって、両方とも笑って泣けるのはもちろん、ちゃんと1冊の本で話が収まっているというころ。

「つづきは次巻で」みたいな無駄なストレスがないのって意外とありがたいですよね。

それに、その巻1冊だけ買ってもじゅうぶんに楽しめますし。

まあ前述のように、この作品は設定やできごとがちゃんと後々の回にもつながっていて、この2冊でもいくつもの伏線が回収されているので、1巻からぜんぶ読んでいたほうがより楽しめるのは間違いないですけどね。

comico(コミコ)公式サイトで試し読みができる

笑って泣ける『パステル家族』、個人的にはほんとうにおすすめのマンガではありますが、単行本は1冊800円ちょいぐらいする(税抜き740円)のでちょっと高い・・・

まあ、全ページフルカラーだし内容は面白くてほっこりできるし、すべての漢字にはふりがな付きという気づかいもされている素敵な作品なので、私は作者を応援する意味も込めて新品で買っちゃいますけど、でも、こういう世界観の作品が苦手な人もいると思います。

ここまでこの記事を読んでいただいて、「ちょっと気になるけど、いきなり単行本買うのはちょっと・・・」というあなた。

comicoのアプリをダウンロードしていただいてアプリで読むこともできますが、comicoの公式サイトでなら、会員登録なしでより手軽に32話まで無料で読めます(2021年3月現在)ので、そちらで試しに読んでみていただくのも良いかもしれませんね。

外出できなくて、むしろ目が腫れるのを気にしなくて良いこの機会に涙活(るいかつ)したいというあなたには、小説『椿山課長の七日間』もおすすめかも。

まぁ読むのに5,6時間かかっちゃうので、手軽にというわけにはいきませんが…

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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