落語の初心者がひとりで浅草演芸ホールに行ってみた

こんにちは、ルナールです。

 

 

落語って一度ライブで見てみたいけど、「伝統芸能ってどうも敷居が高そうで初心者ひとりでは行きづらいよなぁ」っていうイメージですよね。

 

私も、何年も前からずっと見に行ってみたかったんですが、なかなか思い切れずにズルズルと・・・

 

でも、ちょっと前にNETFLIXという動画配信サービスで昭和元禄落語心中というアニメを見たらどハマりしてしまいまして。

思わず原作コミックスをかってしまうぐらい(笑)

そして、『落語が見たい熱』も再燃。

 

いろいろ検索してみた結果、初心者ひとりでも意外と大丈夫そうだと思ったので今回思い切って浅草演芸ホールに行って来ましたよ。

 

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寄席とは?

 

よく聞く「寄席(よせ)」という言葉。

これは、落語や漫才などの演芸を専門に行っている劇場のこと。

そして、1年じゅう365日休まずに興行が行われている寄席のことを定席(じょうせき)といい、東京都内には現在4件の定席があります。

 

ちなみに、その4件というのは

・新宿末廣亭(新宿三丁目)

・鈴本演芸場(上野)

・池袋演芸場(池袋)

そして、今回ご紹介する浅草演芸ホール

 

各寄席ごとに違う雰囲気があったりするそうなので、落語にハマったらそれぞれ比べてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

浅草演芸ホールについて(基本編)

 

さて、私が今回行ってみたのがこちらの浅草演芸ホール

浅草演芸ホール1

 

入り口正面にはこの日の主任(いちばん最後に出る芸人さん。トリってやつですね)の看板があります

その日の主任

 

 

この日に出演する芸人さん

その日の出演者

黒字が落語家と講談師で、赤字はそれ以外の紙切りやマジック、漫才などをする芸人さん。

落語家・講談師以外の芸人さんを『イロモノ』と呼ぶんだそうですが、それはこの看板の色が由来なんだとか。

 

 

建物内の写真を撮っていないので、公式サイトの『初めての寄席』もご覧ください。

落語の用語が気になる方は、落語芸術協会の落語辞典用語集もどうぞ。

 

あと、個人的に面白いと思ったアソビュー(asoview)の浅草演芸ホールを解説したページ

客席の様子はもちろん、お囃子部屋や楽屋の写真も紹介されています。

 

 

初心者の私たちが気になること

 

前述の浅草演芸ホールの公式サイトを見ればなんとな~くの雰囲気はつかめると思いますが、いざ初心者の私たちが行くとなると、「それでもやっぱり不安!!」ってなりますよね。

 

なので、実際に行ってみた感想をお伝えします。

ちょっと長くなりそうだったので、今回はまず観覧にあたっての基本的なことを。

 

チケットはどうやって買うの?

寄席の入り口脇にチケット売り場があります。

個人で行く時は事前予約はできないので、当日窓口で直接購入します。

 

私が行ったのはお正月過ぎの平日だったのですぐに購入できましたが、お正月とか連休、そして人気の芸人さんが出演するような特別公演のときなどは満席で入れないこともあるそうです。

 

再入場はできるの?

ホール内と、売店などがあるロビー(っていうのかな?)の出入りは自由にできますが、演芸ホールの建物自体からは出られません

建物から出ちゃったけど、やっぱりもういっかい入りたいなってなったら再度チケットを購入する必要があります。

 

公式サイトに書いてある、「中間外出はお断りしております」っていうのは、「建物から出たら再入場はできないよ」っていう意味だと私は解釈してます。

チケットもぎりのお姉さんにも「再入場はできません」と言われましたし。

 

ホールに出入りするタイミングが難しそうで緊張する

結論から言うと、周りのお客さんや芸人さんに不快な思いをさせない気づかいは必要。でも、ガチガチに構えて緊張する必要は全くなし!!です。

 

公式サイトには

最低限のマナーとして、入退場は高座の切れ場(演芸と演芸の間)にするとよいでしょう。

引用元:浅草演芸ホール「初めての寄席」

とあります。

私も事前に公式サイトを見ていたので、ホール内の出入りに関してちょっと緊張していました。

 

ただ、実際に行ってみて感じたのは、「けっこうユルいから、まったく心配する必要はないな」ってこと。

 

チケットをもぎられたと同時にスタッフさんから「では、どうぞ」って言われたんで、拍子抜けして逆に、「え?今もう入っちゃって良いんですか?」って聞き返したぐらい。

そしてホール内に入ったら漫才のまっ最中でした(笑)

 

ホール内への扉は3か所あるんですが特に係員が付いているわけでもないし、高座の切れ場といっても1分もないぐらいなので、なかなか厳密にそのタイミングでっていうのは難しいです。

 

とはいえ、もちろん最低限のマナーも必要。

なので、「席を立つのは高座の切れ場にする」とか「扉の開け閉めはすばやくする」とかぐらいは気にしておいた方が良いでしょう。

 

飲食はできるの?

飲食は可能です。

公演中は飲食も可能です。ただ、こちらもあまり音のするものはお控えください。なお、当ホールではアルコールも販売しておりますが、飲みすぎて出演者に絡まないようにしましょう。

引用元:浅草演芸ホール「初めての寄席」

私が行った日は、お菓子かなにかの袋を開けているであろうガサゴソした音とかも結構聞こえていましたけどね(笑)

売店ではバリボリ音がするであろう『じゃがりこ』も売ってましたし。

 

まあ、個人的には『庶民の娯楽の場所』みたいな感じがして楽しいですけどね。

ただ、演目中にうるさ過ぎるのは勘弁してほしいけど。

 

喫煙はできる?

喫煙は、演芸ホール内では出来ません

数年前に書かれたとあるブログの記事では、建物の近くに喫煙所があって、タバコを吸いたい人は係員に言えば一時的に出ることが出来ると書かれていましたが、2019年1月現在ではその喫煙所の有無も不明。

 

とりあえず、演芸ホール内では喫煙不可です。

 

撮影はできるの?

ホール内の写真や動画などの撮影は禁止です。

 

 

いかがでしたか?

今回は初めての人が浅草演芸ホールでの観覧にあたり、気になるであろう基本的なことをご紹介しました。

次回はもう少し細かい部分をお伝えしたいと思います。

 

 

最後までお付き合い、どうもありがとうございました。

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