こんにちは、ルナールです。
先日、何の予定も無いのに勢いで5連休を取得してしまったので、岩手と青森へ旅をしてきました。
でも5連休とはいえ最後の1日は家でグダグダしたかったので、3泊4日で計画を立てることにしたんですが、なんせ岩手も青森も広い!!
さらに、行きたい場所が離れていることが多く、そのうえ、バスや電車の本数も少ないという状況・・・
ふだん旅行に行く時も、そこまでしっかりと下調べをしたりスケジュールを立てることは無いんですが、今回ばかりは『ちゃんと時間を調べないとヤバい!』という危機感を感じ、ガッチガチに下調べをしました。
それでも、土地勘がまったく無い場所だし、ネットで調べても自分の知りたい情報があんまりヒットしないし、『乗り換え時間はこれで足りるのか?』『荷物を預けたりしている余裕はあるのか?そもそもコインロッカーはあるのか?』『これに乗り遅れたら、周りに泊まれる場所はあるんだろうか?』等々の不安は拭えないまま出発することに。
果たして、ひとり旅はどうなったのか!?
結果的には、当初の計画から若干の移動手段の変更や時間の前後などはあったものの、どうしても行きたかった場所には行けたし、電車やバスの乗り継ぎも無事できました。
そして、だいたいの場所には荷物を預ける場所もちゃんとありました。
ただ、旅行自体は問題なかったんですが・・・
旅行前、スケジュールを組み終わった後になんとなくツアー比較サイトを検索してしまったところ、岩手と青森を一気に回るよりは2泊3日ぐらいずつ個別に行った方が断然安いという衝撃の事実に、そして、きっとそっちの方が余裕を持って滞在できただろうということに気づき、軽くショックを受けることに(笑)
そして、今回は車を使わなかったんですが、特に岩手県内の移動においては車の方が便利だったなと思いました。
なので、もしまた行く機会があったら、今度はレンタカーの利用も考えてみようかな。
あと、結果的に各地に荷物を預ける場所はあったんですが、下調べの段階では詳しい情報が分からなかったので、今回は家からホテルに荷物を送ったり、大きい駅のコインロッカーを利用したりしていました。
では、今回の旅のルートをご紹介しましょう。少しでも参考になれば幸いです。
実際の旅のルートと移動手段など
それでは、出発前に計画していたルートと実際のルートをご紹介します。
1日目
1. 東京駅を出発
↓ 新幹線 はやて119号 盛岡行
2. 新花巻
↓ JR釜石線 釜石行
3. 上有住(かみありす)
↓ 徒歩5分ぐらい
4. 滝観洞(ろうかんどう)・・・鍾乳洞の中に滝が流れ落ちる光景が見られる
↓ 徒歩5分ぐらい
5. 上有住
↓ JR釜石線 花巻行
6. 新花巻
↓ 新幹線 やまびこ49号 盛岡行
7. 盛岡
この日は盛岡駅の近くのホテルに泊まりました。
ちなみに、5で上有住から電車に乗った後、私は当初、新花巻で荷物を預けるつもりだったのでその回収のために6で新花巻で降りましたが、そこで降りずに花巻まで行き、そこから『JR東北本線 盛岡行』で盛岡に行くことも可能です。
また、6で新花巻から新幹線に乗らずに、快速列車『快速はまゆり』で盛岡に行くという方法もあります。
これらの方法だと、上記のルートよりも時間はかかりますが多少の節約になりますよ。
2日目
1. 盛岡駅東口(バス乗り場)
↓ 岩手県北バス 106急行
2. 宮古
↓ 岩手県北バス 宮古病院行
3. 浄土ヶ浜ビジターセンター
↓ 徒歩10分ぐらい
4. 浄土ヶ浜マリンハウス・・・本州最東端の『青の洞窟(八戸穴)』に小型船で行ける
↓ 徒歩5分ぐらい
5. 奥浄土ヶ浜
↓ 岩手県北バス
6. 築地二丁目
↓ 岩手県北バス 岩泉小本駅前行
7. 岩泉小本駅前
↓ 岩泉町内バス 小本線
8. 龍泉洞前
↓ 徒歩すぐ
9. 龍泉洞(りゅうせんどう)・・・透明度抜群の地底湖がある、ライトアップされた鍾乳洞
↓ 徒歩すぐ
10. 龍泉洞前
↓ JRバス東北 盛岡駅東口行
11. 盛岡駅東口(バス乗り場)
↓ 徒歩すぐ
12. 盛岡
↓ 新幹線 はやぶさ31号
13. 新青森
↓ JR奥羽本線 青森行
14. 青森
2日目・3日目と青森駅周辺のホテルに連泊したかったので、この日のうちに青森まで移動。
実は、この2日目の移動がいちばん心配でした。
というのも、5以降で細かいバス移動が増え、さらに「絶対にこのバスに乗らないと、次の場所までの移動手段が無くなる!!」という時間の制約もあったからです。
ですが、1日目のホテルの部屋でたまたま個人の方のブログを見ていて発見しました。
「宮古から岩泉小本まで電車で行けるじゃないか!!」と。
下調べをしている時に知恵袋か何かで、浄土ヶ浜から龍泉洞までの交通手段への質問に対して上記ルートのようなバスでの移動方法を回答する方が複数いらっしゃったので、それを見ててっきりバスしか移動手段が無いものだと思ってました・・・。
甘かった・・・
ということで、実際のルートでは、
5. 浄土ヶ浜ビジターセンター
↓ 岩手県北バス
6. 宮古
↓ 三陸鉄道北リアス線 久慈行
7. 岩泉小本
ということに。これによって移動時間も短縮され、そこそこ余裕ができたので良かったです。
ちなみに、5で「浄土ヶ浜ビジターセンター」に変更した理由は、「奥浄土ヶ浜」のバス停から乗るよりもバスの本数が多いからです。
2つのバス停間は私の足で15分かからずに移動できました。
3日目
1. ねぶたの家 ワ・ラッセ・・・実際にねぶた祭りで賞を取った物が展示されている
↓ 徒歩10分ぐらい
2. 青森観光物産館アスパム・・・津軽三味線の生演奏を鑑賞できたり、土産物がたくさんある
↓ 徒歩10~15分ぐらい
3. 青森魚菜センター・・・自分で好きな食材を選べる『のっけ丼』が楽しめる
↓ 徒歩10分ぐらい
4. 青森駅
↓ ねぶたん号 30~40分ぐらい
5. 三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)・・・日本最大級の縄文集落跡
↓ 青森市営バス 青森駅行
6. 青森駅
この日は徒歩移動がメインだったんですが、5以降は「まあ、時間があれば」ぐらいの感じだったので、気分的にもゆったりでした。
そして泊まったホテルが、1,2,3のどこに行くにもちょうど良い場所にあったので、実際は2でお土産を購入し一旦ホテルに戻ってから3ののっけ丼に移動しました。
あ、そういえば、4で青森駅まで行ったのには理由がありまして、次の日に使う『五能線フリーパス』を買うためだったんです。
これは、『リゾートしらかみ』に乗る時にも使える切符なんですが(別途指定席が必要)、次の日の出発時間がそこそこ早いので、もし券売機とか窓口が長蛇の列だったりしたら嫌だなって思いまして。
4日目
1. 青森
↓ リゾートしらかみ2号 秋田行
2. 十二湖
↓ 弘南バス十二湖線 奥十二湖駐車場行
3. 奥十二湖駐車場
↓ 徒歩すぐ
4. 白神山地・・・世界自然遺産。ずっと見てみたかった「青池」がある
↓ 徒歩すぐ
5. 奥十二湖駐車場
↓ 弘南バス十二湖線 不老ふ死温泉行
6. 十二湖
↓ リゾートしらかみ4号 秋田行
7. 秋田
↓ 秋田新幹線 こまち42号
8. 東京
最終日。
移動は全く問題なし。
ただ、十二湖駅に着いたとたん、とても寒かった!!
まさかこんなに寒いと思ってなかったから、せっかく持って行ったコンパクトダウン、1回も使わないままスーツケースに入れて宅配便で自宅に送っちゃったよ・・・
雪国出身だから、山の寒さは知ってるはずなのに・・・
しかも白神山地は散策途中にけっこうなどしゃ降りになるし、念願の「青池」は、よくネットとかで見かけるような、あんなキラキラしてなかった・・・
まあ、それでも十分神秘的でしばらく見入ってしまったし、途中で雨も止んで陽も差してきたので、何度も青池を見に行ってしまいました(笑)
そうそう、散策途中で分かれ道があったんですが、地図を見たらどっちに進んでもその先で合流できそうな感じに見えたので、冒険心と好奇心に勝てずにけっこう急なけもの道の方を選んでしまったんですが、結果、危うく遭難しそうに・・・
これはヤバかった気がする。
初めての岩手・青森ひとり旅の感想
・今回行った場所は、以前から「いつか行ってみたいなぁ」って思っていた所ばかりだったので、それが実現できて良かった。
そして、どの場所もそれぞれの楽しさや面白さがあった
・ただ、予想以上に移動に時間がかかったのがビックリ
・電車やバスの本数が少ないうえに移動手段がなかなか複雑で、調べるのがけっこう大変だった
・ほとんどの場所にはコインロッカーがあったけど、場所によっては大きいサイズのロッカーが無いこともあるので、大きな駅でロッカーに預けるか、最終日なら、不要な物は自宅に送った方が無難
・ひとり旅って気楽で良いなとも思ったけど、それ以上に、後半はもう人恋しくなっちゃって、感想とか感動とかを共有できる相手が欲しいなって強く感じた
ザックリ言うとこんなところでしょうか。
今回は諸々が個人手配だったので、冒頭で書いたようにツアー利用に比べてだいぶ費用はかかってしまいました。
ただ、本当に行って良かったと思うし、時間とお金があれば、またすぐにでも旅に出たいぐらいの勢いです。
そして、今回本当に交通手段と時間を調べるのに苦労したので、自分なりに考えて設定したルートを紹介してみました。
これが少しでもお役に立てるのであれば嬉しいです。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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